JICA で活躍する獣医師 講演会

   獣医師は「動物」と「人」の健康を守る

 

JICAとは"Japan International Cooperation Agency(独立行政法人 国際協力機構)"の略であり、開発途上地域等の経済と社会の開発、復興、経済の安定に寄与することで、国際協力の促進並びに日本を含めた国際経済社会の健全な発展に資することを目的とした団体です。

 

JICAボランティア事業は日本政府のODA予算によりJICAが実施する事業です。なかでも、青年海外協力隊(JOCV)は50年以上の長い歴史をもち、のべ4万人を超える方々が参加しています。

JOCVにおける獣医師の仕事は、現地の農家を訪問し、家畜の衛生管理、疾病予防、繁殖技術の向上に貢献するような、家畜に関わる仕事や、感染症研究や予防に関わる技術の向上や食品の安全管理、水や森林などの環境保全への理解など人に関わる衛生分野の仕事まで多岐にわたります。

 

今回の講演会では、国際的に活躍することのできるJICAでの活動経験のある2人の獣医師の先生方のお話を聞くことができます!

JICAの活動に興味のある方や海外で獣医師の資格を生かしたいと考えている方は必見です!

講演後に行われる、懇親会では講演を聞いて気になった点や、講演では話すことのできなかったJICAでの貴重なご経験についても聞けるかもしれません。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

《イベント詳細》

【日程】3/23(金)

【タイムスケジュール】(スケジュールの詳細は変更する可能性があります)

      13:00 イベント開始

      13:10 講演

      16:00 ワークショップ

      17:40 閉会式

      18:00 懇親会

      19:00 終了予定

【場所】日本獣医生命科学大学

【申し込み】はこちらのフォームよりお願いいたします。

 https://goo.gl/forms/fMGazZAf39oaYvur1

 

講演者紹介

三井一鬼先生

獣医師、獣医学修士、米国獣医病理学専門医(Diplomate ACVP)

 

 

 

 

《略歴》

 

・ 北海道大学獣医学部獣医学科(比較病理学教室)卒業

・ 米国Purdue大学獣医学部病態生理学科 獣医解剖病理レジデント(研修医)兼 獣医学修士課程修了

《職歴》

・ JICA青年海外協力隊(ラオス、3年間、家畜ワクチン接種啓蒙業務等)
・ 動物病院勤務医(横浜市内、4年間、伴侶動物の臨床)
・ 米国より帰国後、動物の総合検査センター(外資系、東京都内、4年間、組織病理検査と診断コンサルテーション)

杉野吉治先生

 

獣医師、公衆衛生学修士(MPH)

 

《略歴》

・鳥取大学農学部獣医学科卒業(実験動物学教室(寄生虫専攻))

・英国Leeds大学 公衆衛生学修士課程修了

 

 

《職歴》

・動物病院勤務医(三重県内、3年間、伴侶動物臨床)

・JICA青年海外協力隊(ガーナ、ノーザン州ポンタマレ中央獣医学研究所)

・英国より帰国後、株式会社コーエイリサーチ&コンサルティング 保険医療開発部

→主にODA案件を実施、JICAのプロジェクトでは現在、タジキスタンにおける母子保健、インドネシアにおける足跡調査、農業・食料安全保障分野等に従事